こんにちは!
今回は、私が中小企業診断士試験にストレート合格したときの体験談をもとに、勉強法や予備校選びのポイントなどをまとめてみました。これから診断士を目指す方のヒントになれば嬉しいです。
なぜ中小企業診断士を目指したのか?
私は新卒で入った会社に比較的長く勤めましたが、会社全体の数値や動きが見えるようになる中で自社の経営に疑問を持つことがありました。
しかし、その漠然とした疑問を自分の言葉で説明できないことがもどかしく、「経営を広く体系的に学びたい!」と調べたところ中小企業診断士の資格を知りました。
中小企業診断士は難関資格として社会的評価も高く、働きながらでも挑戦しがいがあると感じ受験を決意しました。
独学?通信?どう勉強するか迷ったら…難関資格とはわかっていましたが、はじめは予備校に数万円以上かけることに躊躇いもあり独学での合格について情報を収集しました。
難関資格とはわかっていましたが、はじめは予備校に数万円以上かけることに躊躇いもあり独学での合格について情報を収集しました。
しかし、ネットに書かれている合格体験談などを見ると科目数の多さや記述形式である2次試験の対策が困難と感じ予備校の活用を決めました。
実際に振り返ってみても、要点を効率的に抑えながら、1次試験の段階から2次試験を見据えて戦略的に進めることができたためよかったと感じます。
(独学の場合には勉強の方向性が合っているかという不安も大きいと思います…!)
予備校の候補については5社ほど比較検討し、最終的には「クレアール」を選びました。
理由は主に以下の2点です。
- 徹底した過去問分析をベースにした効率的な学習カリキュラムに魅力を感じたこと
- 受講料が比較的リーズナブルで、しかも「合格お祝い金制度」などもあって、経済的な負担が少なかったこと
学習戦略は「セパレート型」!
私は仕事との両立を考えて、無理なく進められるカリキュラムを選びました。
具体的には、初年度に2次試験との関連が薄い1次試験4科目を、翌年に残りの3科目+2次試験を受ける「セパレート戦略型モデルコース」を選択。
この進め方が自分には合っていて、結果的に1年半でカリキュラム通りに合格することができました。
1次試験対策:重要度にメリハリをつける!
1次試験は7科目もあり、最初は圧倒されるかもしれません。私もそうでした。
でも、クレアールの講義は比較的コンパクトにまとまっていて、まずはできるだけ早めにインプットを終えることを意識しました。その後は、過去問を繰り返し解くことに注力。
特に良かったのが、問題ごとに設定されていた「ABCランク」の重要度。私はこれを信じて、優先度が比較的低いとされるCランクを除くA・Bランク問題に集中しました。結果的に、A・Bランクの問題をしっかり得点できれば十分合格ラインに届くと思います。
ポイント!
ABランクの問題をしっかり得点できれば、合格ラインに届きます!
2次試験対策:答えの「切り口」を増やす
2次試験では、ただ知識があるだけでは太刀打ちできません。
「どのように書くか」「どういう視点で答えるか」が大切です。
加えて、毎年合格率が一定であることから相対評価と思われ、1次試験を合格した他の受験者との競争になります。
私がやっていたのは、過去問を解いたあとに模範解答としっかり照らし合わせて、“自分に足りない切り口”を見つけること。
更に、1次知識をうまく使えるように、クレアールのテキストでキーワードを整理する時間も大切にしました。
そしてもう一つ大事なのが「80分で書き切る」練習。これを繰り返すことで、試験本番で焦らず解答できる型が身についたと思います。
診断士を目指す皆さんへ
振り返ってみると、1次試験は物量的に大変でしたが最終的な合格への山場は2次試験でした。
1次試験合格(科目合格含む)には有効期間がありますので、ご自身の生活リズムや勉強開始時期に応じて2次試験まで無理のない学習が進められるような計画が必要です。
こちらの記事を参考に予備校や勉強方法をイメージしていただけると幸いです。
また、仕事をしながらの勉強は決して楽ではありませんが、「学びたい」「挑戦したい」という気持ちがあれば、着実に前に進めます。
応援しています!
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